2000.8.15版
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このページはWAPに関する情報を個人的に提供するページです。これから、WAPを勉強したい人、WAP対応のホームページを作りたい人、何かわからないけど、このページに飛んできた人、そう言う皆さんに読んでいただきたいページです。
まだ制作中ですが、これから内容を増やしていきたいと思っています。まずは、情報不足のHDML制作についての最小限必要な情報から提供していくことにしましょう。
雑誌等の紹介に関しては、特に制限を設けませんので、勝手にしてもらってかまいません。もちろん、連絡いただけると嬉しいですが必須ではありません。内容を商用誌に掲載するときには、必ず確認を取って下さい。 |
ケ−タイ用ホームページを作ろう! エーアイムック257 山崎潤一郎,高橋隆雄,嶋是一,橋田光明,佐藤洋一,井上健語, 紫藤政義,kom@kom.com,岩田康平,野口修,やじるし(株) エーアイ出版 2000/05出版 ISBN:4871937593 28cm 167p 本体価:\1,800 |
HDMLの解説を書きました。この本はiモード、J-SKY、EZサービス(cdmaOne)、ONC(H")のコンテンツ作成方法が紹介されています。その中のHDMLを私が担当しています。内容てんこ盛りの冊子です。機種振り分けcgi等もあります。詳細はこちらへどうぞ。 |
ケ−タイで見るWebペ−ジの作り方iモ−ド&cdmaOne(EZweb/EZaccess)対応 小島邦男;嶋是一 アスキ− 2000/03出版 ISBN:4756133592 24cm 295p NDC分類:547.48 本体価:\2,800 |
HDMLの解説を書きました。2月末から店頭に並んでいます。前半は小島さんにiモードを、後半のHDMLとCGI/SSIを使ったページ作成方法を私が解説しています。嬉しいのでちょっとCM。失礼!(^^; |
●そのほかの活動はこちら
〜もくじ〜
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WAPとはWireless Applicationの略です。インターネットホームページ(Web)の、携帯端末(特に携帯電話)版と思ってもらえればよいでしょう。WAPのロゴは右図の通りW@Pと書きますWAPを使えばWebと同じように、インターネット上にあるサーバーの情報を見ることができます。しかも携帯情報機器に特化した形式でで見ることができます。また、キャリアー(事業者、DDIやIDOやDoCoMoの事)で、HTMLの変換サービスをしてくれているため、インターネットのホームページを、一応WAPから見ることができます。 ただし、WAPは通常のWebと違って、携帯端末(携帯電話)に乗せる事を前提に作られています。携帯端末(携帯電話)はパソコンに比べて「CPUが遅い」「メモリーが無い」「画面が小さい」などの制約を受けます。そのため、WAPでは「基本的」に「文字情報」を扱います。つまり、キャラクターベースのブラウザだと思ってもらえればよいでしょう。しかも、携帯電話の小さいLCD画面でも操作がし易いように、通常のホームページを見るブラウザとは少し異なり、操作が工夫されています。
ちなみに、「文字情報のブラウザ」とは言え、少しばかりの画像情報を扱うことはできます。現状の(2000.3.23現在)のものでは、だいたい1200バイト以下の、白黒二値BMPデータを表示することができます
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WAPサービスは、DDI/IDOで行われ、サービス名としては「EZサービス」と呼ばれるものです。IDOは「EZaccess」、そしてDDIは「EZweb」と言います。
インターネット上のWebサイトにコンテンツ(WAPのファイルWMLやHDML)が置かれており、それを(事業者のWAPゲートウェイを介して)ブラウジングするサービスです。静的な情報提供ではなく、Webと同じように、cgiプログラムにて動的ページも作成でます。対話式のサービスも実現できます。 しかし、このおかげで携帯端末は、色々なアプリケーション(重たいメーラー)を乗せることなく、それらの機能を享受することができるのです。つまり、今まで携帯電話のソフトウェアは、携帯機内部のメモリーに入れ、使える機能がそこに入れたものに限定されていました。ところが、WAPのおかけで、外部(WAPサーバー)から機能を「仮想的」に携帯内部に入れることができるようになったのです。WAPのブラウザは「WAPサーバーで作られた画面を端末に表示するだけ」と思って下さい(本当は違いますが)。そのため、携帯の内部で動かすべきプログラムがサーバーで動かすことができているのです。
現在は「回線交換方式」(通常の電話をつなげて時間で課金する方式)と、「パケット方式」(通信したデータ量で課金する方式)で運用されています。いずれもcdmaOneの携帯電話で行われていましたが、最近はIDO/DDIのPDC(デジタル携帯)や、TU-KAのEZwebなどが回線交換方式で行うようになりました。一方iモードは、初めからパケット方式だけを行っています。 |
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WAPの情報を提供はコンテンツサーバー(一般のWebサーバ)で行います。一方、情報見るにはWAPブラウザを用います。 実は、その間にWAPゲートウェイというサーバーがあり、これが端末にCPU負荷をかけずに表示できるように演算を行っています。その仕組みを解説してみましょう。
右図を見てください。 まず、気にして欲しいのは、WAPゲートウェイより右側のインターネット側は、通常のWebの仕組み(TCP/IPを使ってhttpで通信)が使われている点です。ただ、流れているファイルがhtmlではなくて、hdmlである点だけが、通常のWebと違う点です。 一方、左側で「WAPプロトコル」が使われています。ここは、今まで使われていない全く新しい「端末にやさしい」仕組みです。このプロトコルの変換をWAPゲートウェイが行ってくれます。
HTMLのインターネットホームページだと、.htmlファイルをコンテンツサーバー(Webサーバー)から全て持ってきて、端末で表示します。そのときに、文字の大きさや画像を表示する位置を計算して、それから表示しています(レンダリング)。実は、この計算が重たく、携帯電話の場合は負荷になってしまいます。そのため、WAPでは、この部分をある程度サーバーで計算してしまいます。
コンテンツサーバーが持ってきたテキストファイルは、WAPゲートウェイで、端末の画面を作成します。そこで作られた画面を、携帯電話のLCDなどの画面に表示します。 このような事情のため、端末に持ってきたデータはバイナリーです。HDMLをブラウザで内容がよく分からない、ローカル保存(端末にデータを保存する)などができないという理由も、こういうところにあります。 さて、この端末が持っているのが「WAPの窓」という仕組みは実は素晴らしい可能性を持っています。いままで端末の内部に、プログラムが入って、それが、処理を行い(ショートメール作成やアドレス帳)、画面を表示していました。しかし、このWAPの窓の仕組みを持っていると、プログラムは全てサーバーに置いて、演算もサーバーで行ってしまうことができます。端末はWAP窓に流し込まれるバイナリーをひたすら表示するだけで済むのです。つまり、今までの携帯電話のCPU部分がサーバーにある、これがWAPが端末負荷を軽くしているメリットです。 サーバーにエンジンがあるということは、携帯電話に対して、新しいサービス(プログラム)を後付けできると言うことでもあります。いつも新しいプログラム、そして、いつも新しい情報を見て、使うことができるのです。 |
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iモードとWAP。これはユーザーにとっては、同じ様なサービスに見えることでしょう。実際に現状提供されているコンテンツもそうです。ただ、仕組みは全然異なります。 iモードはNTTドコモが行っている、コンパクトHTMLという技術をベースに作り上げた情報サービスです。一方WAPサービスは世界共通規格となりつつあるWAPをベースに作り上げたDDI/IDOで行われるサービスです。どちらも一長一短というところで、機会があればまとめてみます。 |
WAPのプロトコルスタックは、WDP/WTP/WSPです。TCP/IPに当たるのはWDP、HTTPに当たるのはWSPとWTPです。このプロトコルはWAPゲートウェイと携帯端末の間でやり取りされます。WDPは、「WDP」という特定のプロトコルがあるわけではありません(ここがよく勘違いされます)。WDPの規格書を読むと、WDPとして「使っても良い、使えるプロトコル」が定義されています。つまり、IPアドレス(!=情報プロバイダー)の載っている器機ならばUDP/IPを、WDPとして使うことができます。実際に、これが最も多く使われる形式です。また、SMS(Short Message Servie・ショートメール)の送受信ができる器機などは、これをWDPとして使うこともできます。まぁ、殆どの場合はWDPはUDP/IPで使われていると思えばよいでしょう。 ここで大切なことは、「TCP/IP」ではなくて「UDP/IP」である点です。TCPに対してUDPは、ストリーム放送などで使われる形式です。プロトコルが軽いため、オーバーヘッドが小さくなる特徴があります(その分信頼性が悪くなっていますが)。 * さて、HTTPに当たる部分が、WSPとWTPにどうして別れているのでしょうか? これは、WAPゲートウェイの役割を考えるとすぐにわかります。エアー上(電波)で転送するのは、HTTPの場合は、テキストで携帯端末に送ります。降りられた後に端末で、表示情報を計算して、情報表示します。しかし、WAPの場合は、画面のイメージを作って、それを送ります。そのため、端末は表示するだけで演算量が少なくて済むようになっています。この間のバイナリーの受け渡しをWSP/WDPで行っているのです。このバイナリーのことをBMLと言っています。ただ、勘違いしてはならないのは、イメージを送るからと言ってbitmapイメージにしたものを圧縮して送っているわけではありません。やはりキャラクターはキャラクタで送られています。主にタグなどがバイナリーにされています。そのため、転送量もWAPだとずっと小さく実現することができます。 ちなみに、HDMLの場合は、「WDP <-> UDP/IP」「WSP/WTP <-> HDTP」という関係です。しかし、WSPとWTPの関係のように、HDTPゲートウェイにてバイナリーHDMLを作成して、携帯端末(電話)に流し込んでいます。 |
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現在、WAPサービスを行っているコンテンツの多く「WAP」ではありません。実は、Phone.com社(旧:UnwiredPlanet社)の独自規格である「HDML」でサービスを行っています。 それには歴史的経緯があります。もともと、WAPはこの、HDMLという規格を基に作られました。ただ、今回のWAPサービスが開始された当時は、まだWAPサービスを完全にインプリメントした、WAPサーバーとWAPブラウザが無かったと言われています(または十分な動作実績が得られなかったか、発売されていなかったか)。 ただ、WAPゲートウェイで、HDMLとWAPを変換する仕組みが実装されているため、ユーザーから見ると、HDMLでもWAP(WML)でも、シームレスなサービスができるようになっています。ユーザーに負担掛けることなく移行できます。 私は、Pgone.com社がこの仕組みを実装する事を、1998年に京都で行われたWAP FORUMで言っているのを聞きました。 ところで、ファイル記述言語というものがあります。通常のWebのホームページならば、HTMLですね。拡張子は.htmlとか.htmです。一方WAPの場合は、WMLで、拡張子は.wmlです。そして、Phone.com社の場合は、HDMLで、拡張子は.hdmlというファイルになります。拡張子で、何のサービスをするファイルかがわかります。 |
現在WAPの情報は少ないです。Webで取得して有用なモノを紹介しましょう。
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HDMLのホームページを作るのは簡単です。専用のサーバーは必要なく、通常のWebサーバー上に作ることができます。 つまり、CERN httpsや、Apache、IIS等のWebサーバーのユーザーのディレクトリーで行うことができるのです(どうしてできるか不思議な人はセンスがいいのですけど、またの機会に解説しましょう)。ただ、一つだけ設定する必要があります。それはMIMEタイプです。HDMLサービスを行うには拡張子「hdml」に「text/x-hdml」を関連づける。もしも、httpdでユーザーディレクトリーで.htacessを許されているプロバイダーならば、自分のカレントに.htaccessというファイルを作り、そこの中に AddType text/x-hdml;charset=Shift_JIS hdml AddType image/bmp bmpといった記述を書きます。これでOKです。あとは、そのディレクトリーにhdmlファイルを配するだけで、WAPブラウザから見ることができます。お試しあれ! また、HDMLでSSIを利用したい場合は AddType text/x-hdml;charset=Shift_JIS .hdml AddHandler server-parsed .hdmlとすればよいです。しかし、プロバイダーによっては利用できないケースがあります。 ところで、UPブラウザにはアイコンを持っています。これはBMPなのですが、端末内部にデータを持っているため、ネットワークにデータを流しません。そのため、表示が高速にできます。是非活用すると良いでしょう。 このアイコンの一覧を作ってみました。こちらでどうぞ。 |